那覇空港から始まった、整備士が手を振る行為!?

あなたさんは、飛行機に乗るとき

通路側の座席を選びますか?

それとも窓側を選びますか?

那覇空港から始まった、整備士が手を振る行為

■photo by:Ian Vaughan

乗り降りするには通路側のほうが便利でしょうし、上空からの景色を楽しむには窓側がいいですよね。

私はできるだけ窓側を選んでいます。

それは、以前航空会社の友人からこんな話を聞いたからです。

【飛行機が飛び立つとき、整備士さんたちが手を振ってくれるんだよ】

整備士が手を振る!?

はじめて聞いたときには驚き、はやくその光景を見てみたいと思いました。

そして、実際にこの光景を見たとき、何とも言えない感動に包まれたのを今でも鮮明に覚えています。

「グッバイ・ウエーブ」

これは、全日空沖縄空港支店のある一人のベテラン整備士が個人的に始めたことだそうです。

那覇空港から始まった、整備士が手を振る行為

他の整備士が引き上げる中、たった一人で飛行機に手を振る整備士。

配属されたばかりの新人が疑問に思い、このベテラン整備士に尋ねたそうです。

「先輩はどうしていつも手を振っているんですか?」

ベテラン整備士はこう答えたといいます。

【オレは元々、沖縄出身なんだよ。
お客さんが真っ黒に日焼けして帰っていく姿を見ると、
よかったですね、来た甲斐がありましたね、と嬉しくなるんだ。
台風が続いて真っ白な肌のお客さんを見ると、申し訳なくて、もう一度素晴らしい沖縄を見に来てくださいと心の中でお願いするんだ。
そういう気持ちで手を振っているんだよ】
【機内のお客さんが手を振り返してくれると、すごく嬉しい。
オレたちが整備した飛行機に乗っているお客さんに手を振ってもらえるなんて、
幸せなことじゃないか】

これを聞いた新人整備士は、同じように手を振るようになりました。

そして、その輪は全国すべての全日空に広がり、やがてそれを見ていた他の航空会社にも広がっていったのだそうです。

一人の整備士のあたたかい気持ちからはじまった「グッバイ・ウエーブ」

こうした“思いの表現”は、どんな志事にも通じる最高のアクションではないでしょうか。

年末年始に飛行機に乗り、今年一年のはじまりに感動をあらたにした出来事です。

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